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住まい購入の基礎知識

  1. 住まい購入の基礎知識
  2. 一戸建て・マンション・土地のメリットデメリット
  3. マンションのメリット・デメリット

住み方次第で決まる 不動産購入 マンション購入のメリットデメリット

この記事の概要
そろそろマンションが欲しい!
快適なマンションライフを夢見て物件探し開始!
地域、予算、広さ、マンションブランド、性能などなど、いろいろな条件を検討しながら楽しいマンション探しがスタートしていきます。
しかし、快適に過ごせるマンションライフには、ご自身の「欲しい」検討条件とは別にマンションの裏側(デメリット)も把握しておくことが良い物件探しにつながると思います。
楽しく、後悔のないマンション購⼊のためにまずはマンションの基本となる「メリット・デメリット」を知っておきましょう。

マンション4つのメリット

メリット1 立地条件が良い

メリット1 立地条件が良い イメージ

物件にもよりますが、多くのマンションは駅から近い立地が特徴的です。
マンションによっては「駅から徒歩5分以内」という条件も多く、戸建てでは難しいような好立地で暮らせるのもマンション最大の魅力かもしれません。
また、立地が良いことは通勤以外にもスーパーやコンビニ、保育園などの施設、役所の分室など、日頃の生活が快適になる施設が多いものです。
駅からバス便による暮らし方になると、通勤・通学費、いざという時のタクシー代など、生涯的に考えると大きな出費になることが予測されます。

メリット2 セキュリティが充実している

メリット2 セキュリティが充実している イメージ

マンションの多くはセキュリティ面が充実しています。
オートロック、防犯カメラ、管理人の見回り、マンションによっては警備会社との提携により24時間体制の警備システムも導入しています。
また、高層階であればあるほど玄関以外からの侵入口がないことも防犯の可能性を下げるポイントです。
1階は空き巣の心配という意見も多いですが、窓の開閉を感知するセキュリティシステムを導入しているマンションも多いので確認してみましょう。

メリット3 快適性に長けている

メリット3 快適性に長けている イメージ

マイホームは長期にわたり暮らす家。毎日が快適な方がいいに決まっています。
マンションは快適性で⼀戸建てを比べると何が違うのか?それは「断熱性」です。
⼀戸建てと比べて、鉄筋コンクリート造のマンションでは気密性が格段に高いことが特徴です。
実際、真冬に戸建てとマンションとで比べると圧倒的に暖房効率が違います。
また、高層階になればなるほど、プライバシーが侵害されにくいです。
休日、日中、リビングでくつろいでいても人目が気になる事はありません。

メリット4 ワンフロアで生活できる

メリット4 ワンフロアで生活できる イメージ

⼀般的なマンションは戸建てで言うならば「平家(ひらや)」と同じ暮らし方になります。
将来の老後生活、または親との同居を考えるのであれば、フラットな暮らし方がメリットになります。
バリアフリーなマンションが多い事も魅力のひとつです。
また、日々の暮らしの中で意外と⼀戸建て(2階建)で面倒なのは1階と2階の行き来です。
「洗濯機に残っていた洗濯物を再び2階に干しにいく」とてもイラッとくる瞬間ですが、マンションではこのような煩わしさがない事はメリットのひとつです。

マンション4つのデメリット

デメリット1 管理費・修繕積立金の支払いが続く

デメリット1 管理費・修繕積立金の支払いが続く イメージ

マンションは⼀戸建てと違い、管理費・修繕積立金が将来にわたり支払い続ける事になります。
マンションにより違いはありますが、管理費・修繕積立金・自治会費を合計すると月に2万円~3万円ほどの支払いが相場となっています。
また、新築、築浅でマンションを購入した場合は、修繕積立金が将来にわたり上昇する事が⼀般的ですので、「長期修繕計画」を元に検討する必要があります。

デメリット2 駐車場の有無と制限

デメリット2 駐車場の有無と制限 イメージ

マイカーを所有されている人にとっての課題は駐車場です。
多くの⼀戸建ては駐車場付となりますが、マンションでは駐車場が部屋の戸数に合わせて100%完備しているところが少ないです。仮に⼀時的に外部の月極駐車場を借りても、空きが出た時点で抽選決定する管理ルールが⼀般的です。
また、「立体型駐車場」の場合は車高制限もありますので、ミニバンだと駐車できないという非常事態にもなりかねません。
最後に、忘れてはいけないのが「駐車場代」です。 長期的に借りる事になる以上、管理費同様に毎月の支払いが発生することを念頭に入れておかなければなりません。

デメリット3 下階への騒音問題

デメリット3 下階への騒音問題 イメージ

⼀戸建てにおいても騒音問題はありますが、マンションの場合は特に下階への騒音を気にしなくてなりません。
小さなお子様がいる家庭では、子供が裸足で元気に走り回ることが騒音問題に発展しがちです。
昔よりもマンション自体の遮音性能が高くなったとはいえ、夜の静かな時間帯になれば隣接している部屋から音が漏れてくる事もあります。

デメリット4 暮らしの制約が多い

デメリット4 暮らしの制約が多い イメージ

マンションは何十、何百世帯の人との共同生活です。
そのため、トラブルを回避して暮らしやすさを向上するために数多くの規約が設けられています。
■ペットの制限
■リフォームの制限
■楽器の制限
■商業目的の制限
などなど、⼀冊の本になるほどの規約があります。

また、マンションを管理する管理会社とは別に自治会のような「マンションの組合」があります。
組合は役員として毎年数名が交代で任期する事になり、総会などのマンション維持に関する話し合いにも参加する事になります。
⼀戸建てと比べて窮屈な面があるかもしれません。

まとめ

マンションは戸建てとは違う暮らし方となります。
規約もマンションごとに違いますので、気になるマンションがあれば最低限抑えておきたい規約事項は確認しておきたいですね。
物件情報はインターネットで探せますが、規約についてはプロの不動産業者に聞く事をお勧めします。
家探しは「今」を軸に考えてしまいがちですが、本来は将来的な生活も視野に入れて探していくものです。
将来どんな暮らしが待っているのか?
このような疑問は数々のケースを見ているプロに聞きながら、将来「良かった」と思えるマイホーム探しをして頂きたいと思います。

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